職域プロジェクト

事業計画 専門学校穴吹ビジネスカレッジ

1.事業名称

訪日外国人等受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業

 

 

2.幹事校

法人名 学校法人 穴吹学園
学校名 専門学校穴吹ビジネスカレッジ
所在地 〒760-0017 香川県高松市番町2丁目4-14

 

 

3. 構成機関と実施体制

(1)構成機関

構成機関(学校・団体・機関等)の名称 都道府県名
学校法人 穴吹学園 香川県
学校法人 浦山学園 富山県
専修学校インターナショナルリゾートカレッジ 沖縄県
学校法人 麻生塾 福岡県
国際外語・観光・エアライン専門学校 新潟県
オフィスアトランダム 東京都
成城大学 東京都
ホスピタリティ研究所H-1 大阪府
旅館 御園 岡山県
川村学園女子大学 埼玉県
有限会社ザ・ライスマウンド 東京都
喜代美山荘 花樹海 香川県
ホテル川六エルステージ 香川県
ホテルモアナコースト 徳島県
JRホテルクレメント高松 香川県
ALICE in TAKAMATSU by Queen Alice 香川県
香川県農業生産流通課 香川県
高松国際ホテル 香川県
学校法人 穴吹学園 徳島 徳島県

 

 

(2)実施委員会

所属・職名 都道府県名
学校法人 穴吹学園 香川県
オフィス アトランダム 東京都
成城大学 東京都
ホスピタリティ研究所H-1 大阪府
御園旅館 東京都
川村学園女子大学 東京都
有限会社ザ・ライスマウンド 東京都
喜代美山荘 花樹海 香川県
ホテル川六エルステージ 香川県
ホテルモアナコースト 徳島県
JRホテルクレメント高松 香川県
ALICE in TAKAMATSU by Queen Alice 香川県
香川県農業生産流通課 香川県
高松国際ホテル 香川県
学校法人 穴吹学園 徳島 徳島県

 

 

(2)-②調査・開発委員会

所属・職名 都道府県名
学校法人 穴吹学園 香川県
学校法人 浦山学園 富山県
専修学校インターナショナルリゾートカレッジ 沖縄県
学校法人 麻生塾 福岡県
国際外語・観光・エアライン専門学校 新潟県
オフィス アトランダム 東京都
成城大学 東京都
ホスピタリティ研究所H-1 大阪府
御園旅館 東京都
川村学園女子大学 東京都
有限会社ザ・ライスマウンド 東京都

 

 

(3)事業の実施体制図

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4.事業の内容

(1)事業の目的・概要

 本事業は、訪日外国人に対し、香川県の食文化「うどん」や国際アート振興地域という特性を生かしながら、安心して、快適に、滞在できる宿泊環境を提供するための日本型コンシェルジュの育成を図り、もって香川県の観光振興に寄与することを目的とする。
 このことを実現するために、昨年度開発・テストした日本型コンシェルジュ育成教材をカスタマイズし、その教材を利用した講座を開講する。また、日本型コンシェルジュとしての技術・知識といった「スキルコンピテンシー」に加え、そのベースとなる「キャリアコンピテンシー」(資質、素養、態度)を開発するためのプログラムを構築し、実践する。

 

 

(2)事業の実施意義や必要性について

① 当該分野における人材需要等の状況、それを踏まえた事業の実施意義

 円安、格安航空会社(LCC)の台頭、入国手続きの緩和、東京オリンピック招致等を起因として我が国を訪問する外国人は平成26年度に1340万人を超えた。香川県においても、これまでの国際航空便であるソウル線に加え、上海線、台北線が相次いで就航したことや「瀬戸内国際芸術祭」をはじめとする現代アートに対する関心の高まりから平成25年4~6月期において外国人宿泊者は17,190人で前年同時期と比較して61.4%の増加が確認され、(観光庁「宿泊統計調査」より)順調に推移していると言える。
 しかしながら、香川県を訪れる旅行者の傾向は、70%以上が日帰り客となっており、日帰り客は1人につき6200円程度、宿泊客は約4倍の2万5000円程度の経済効果(「平成25年香川県観光客動態調査報告」から計算、添付資料参照)が見込めるため、宿泊業の魅力を増し、滞在型・着地型観光の強化が望まれる。

 

②取組が求められている状況、本事業により推進する必要性

 本事業では、日本型コンシェルジュを地域の文化や産業等を理解し、本県を訪れるお客様のニーズとの連携役としてこの人材を位置づけ、この人材を地方都市ホテル、旅館、リゾートホテルやビジネスホテルのフロント要員などにも導入することを目指している。
 また、日本型コンシェルジュ育成は、ホテル・宿泊業での活躍を目指す者や挺身する者を対象に、県・観光系業界団体、ホテル・旅館などの協力を得ながら、コンシェルジュになるための知識や振る舞いを体系的に学ぶこととしており、このプログラムを実施ることにより訪日外国人はもとより、日本人観光客の宿泊に対する満足度を高め、リピート率を向上させることが期待される。
 さらに、本事業により開発するコンシェルジュ知識教材は、当校において「コンシェルジュ論」としてカリキュラムに組み込み、定量的に一定水準に達した学生を業界に輩出することや現在業界で働いている者や宿泊業を目指す者に対してモジュール型の教育プログラムとして適用することにより雇用の継続や創造に寄与することが期待される。

 

③取組実施にあたっての平成25年度までに実施された職域プロジェクト等の成果の活用方針、方法等

 ・平成26年度に開発したコンシェルジュ知識教材は、知識を身に付けるための教材として検証結果からも一定の効果が認められた。今後さらに、写真、イラスト、図表等のわかりやすい解説を追加することにより教材の充実を図る。また、動画等のコンテンツによる解説を追加することにより、本校はもちろんのこと県内全体に普及させていく。また、本事業に参画する新潟・沖縄地域でもこの教材を利用し、他県での波及についても積極的に挑戦する。
 ・コンピテンシーディクショナリーの開発は昨年度完成するに至り、またそれを計測するためのコンピテンシーカードソートの開発も終了している。本年度は、ディクショナリーの要素について調査・検証するとともにカードソートの利用活用方法を示すための解説書およびビデオ教材を開発する。また、開発した教材は、本校の「就職実務」の授業にて活用しその内容を実践する。また、実践結果は本プロジェクトに参画する学校やHPからも配信し広く普及を図る。

 

 

(3)事業の成果目標

期待される活動指標(アウトプット)・成果目標及び成果実績(アウトカム)

●活動指標

・キャリアコンピテンシー視察調査(国内2施設)
・コンシェルジュコンピテンシーディクショナリー評価(国内業界10施設)
・コンピテンシーカードソートおよび活用マニュアル・ビデオツールの検証、開発、実践
・コンシェルジュ知識習得教材(冊子)およびビデオ教材の検証、開発、実施

 

●成果実績予測

・コンピテンシーディクショナリーおよびコンピテンシーカードソートの利用4校120名
・コンシェルジュ知識講座実施、3校各100名程度で実施
・事業成果報告会開催、参加予定30名
・平成28年度以降に専門学校・大学での正規課程として導入予定5校

 

 

(4)事業の実施内容

①モデルカリキュラム基準、達成度評価、教材等作成

○コンシェルジュコンピテンシーディクショナリー

目的: コンシェルジュとして求められる能力等を整理し、その内容を取りまとめる。
実施方法: ②④の調査結果等を踏まえ、委員会委員および一部外部業者に執筆を依頼し、 委員会で決定
概要: コンシェルジュとして求められる行動特性を取りまとめてディクショナリーとして整理する。

 

○コンシェルジュコンピテンシーカードソート

目的: 上記コンピテンシーを計測するためのツール
実施方法: ②④の調査結果等を踏まえ、委員会委員および一部外部業者に開発を依頼し、委員会で決定
概要: 上記コンピテンシーディクショナリーに記載されている各要素を、
自己評価しながら成長の度合いを確認するためのアクティブなツール

 

○コンシェルジュコンピテンシーカードソート活用マニュアルおよびビデオツール

目的: 上記のディクショナリーおよびカードソートの活用と普及を促進する
実施方法: ②④の調査結果等を踏まえ、委員会委員および一部外部業者に開発を依頼し、委員会で決定

 

○コンシェルジュの基礎知識習得教材(冊子)

目的: コンシェルジュを目標としている学生に対し、習得しておくべき知識を身に着けさせる
規模: 15時間相当の講座を想定したテキストを開発
実施方法: ②④の調査結果等を踏まえ、委員会委員および一部外部業者に執筆等を依頼し、委員会で決定。
また、本校社会人教育部の協力を得て社会人に対しても授業を展開し、その検証結果も参考に内容をリニューアルする。
概要: 前年度に開発した教材の検証結果を踏まえ、「日本文化理解」、「海外文化理解」の原稿を付加するとともに、
「立ち居振る舞い」の部分の新設を検討する。

 

○コンシェルジュの基礎知識習得教材(ビデオ)

目的: コンシェルジュを目標としている学生に対し、習得しておくべき知識を身に着けさせる
規模: 15時間相当の講座を想定したビデオ教材を開発
実施方法: ②④の調査結果等を踏まえ、委員会委員のシナリオを基に外部業者に開発を依頼し、委員会で決定
概要: 上記コンシェルジュの基礎知識をビデオで学ぶ教材。ビデオと教材をセットで利用。
なお、このビデオの教材は、平成28年度には社会人を対象とした学び直しに利用することを考えており、将来的にはe-learningのビデオコンテンツとして利用を予定。

 

 

② 実証等

〇教員向けコンピテンシーカードソート活用講習会

目的: コンピテンシーカードソートの利用方法を理解する
対象、規模: 5校、専門学校教員10名 (3時間程度)
時期: 平成27年12月
手法: 座学+ビデオ
実施方法: ツール開発者が講師となり利用方法やアウトプットの活用方法を解説。
ビデオ教材も併用する。

 

〇コンシェルジュ基礎知識習得講座

目的: コンシェルジュとして基礎知識の習得を目指す。
対象、規模: 1校、専門学校生50名 (15時間程度)
時期: 平成27年12月
手法: 座学+ビデオ
実施方法: 教材開発者および担当校が講師となり講座実施、ビデオ教材も併用する。
なお、授業は本校ブライダル・ホテル学科の正規授業として実施する。

 

〇コンシェルジュ基礎知識習得講座(抜粋版)

目的: 本年度開発する教材の他地域での有効性を検証する。
対象、規模: 2校(沖縄、新潟)、専門学校生各校20名 (4時間程度)
時期: 平成27年12月
手法: 座学+ビデオ
実施方法: 教材開発者および参画校が4時間程度の抜粋講座およびビデオの有効性を検証

 

 

(5)事業終了後の方針

事業成果物

①コンシェルジュコンピテンシーディクショナリー(50頁 200部)
 ・昨年度のディクショナリーを検証し、最終版として作成
②コンシェルジュコンピテンシーカードソート(1式 200セット)
  ・昨年度のカードソートを検証し、最終版として作成
③コンシェルジュコンピテンシーカードソート活用マニュアル(30頁 200部)およびビデオツール(1式 200セット)(新規)
④コンシェルジュの基礎知識習得教材(冊子)(150頁 400部)
  ・昨年度の教材にビジュアル部分をプラスして、理解しやすい教材としてリニューアル
⑤コンシェルジュの基礎知識習得教材(ビデオ)(1式 200セット)(新規)
⑥事業報告書 (100頁、200部)

 

成果の活用等

①事業成果を周知するためHPから公開する。
②事業成果を周知するために成果物(①~⑥)を郵送にて配布(教育関係200校)
③上記①~③は、まずは本校の就職実践授業にて活用し、その活用実績を公開する。
④上記④は、本校ブライダルホテル科の「コンシェルジュ論」として活用する。また、新潟・沖縄において他地域での利用についても挑戦する。
⑤当学園の社会人教育部門で厚生労働省の基金訓練において教材を使用
⑥上記のように当校にて実際に教材等を利用し、その結果を公開・共有することや他校、社会人教育を行っている事業者等にも積極的に普及を図り、継続的にこの人材の育成を行うためのしくみを作る。

 

 

(6)事業イメージ

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